コンタクト接点付圧力計                  
  マイクロスイッチ接点付圧力計              
                               
                               
                       
                                          

 
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コンタクト接点付圧力計
製品概要 標準仕様・性能外形図
概要
 コンタクトスイッチ接点付圧力計は低接触圧スイッチを用いています。
主にベル、ブザー、ランプの点滅等の警報用に使用されます。
この信号で目的に合うリレーを動作させると、用途は大きく拡大します。
特長
コンタクト接点付圧力計
結線方法について
  1. 警報に加えて現場指示が必要なときには最適です。
  2. 圧力エレメントは1個で指針そのものが接点のため、比較的小型軽量です。
  3. 指示と設定の目盛が同一のため、設定が簡単です。
  4. 設定針を移動して任意設定できて、しかも一目で動作がわかり安心です。
  5. 接点の接触片には高融点の白金を使用しています。
  6. ケースは防滴型と屋内仕様とがあります。
コンタクト接点付圧力計  ケース外観
SCT-75 A外形図
縁なしタイプ
SCT-75 A
SCT-75 B外形図
ねじ止め用縁付きタイプ
SCT-75 B
SCT-75 D外形図
縁付き・圧力導入口背面タイプ
SCT-75 D
SCT-100 A外形図
縁なしタイプ
SCT-100 A
SCT-100 B外形図
ねじ止め用縁付きタイプ
SCT-100 B
SCT-100 D外形図
縁付き・圧力導入口背面タイプ
SCT-100 D
SCT-150 A外形図
縁なしタイプ
SCT-150 A
SCT-150 B外形図
ねじ止め用縁付きタイプ
SCT-150 B
SCT-150 D外形図
縁付き・圧力導入口背面タイプ
SCT-150 D
SCK-A ・ SCP-A外形図
縁なしタイプ
SCK-A ・ SCP-A
SCK-B ・ SCP-B外形図
ねじ止め用縁付きタイプ
SCK-B ・ SCP-B
SCK-D外形図
縁付き・圧力導入口背面タイプ
SCK-D

「圧力スパン・等級・大きさ別 目盛分割表」
はこちらをご覧ください。



注意事項
  1. 振動のない場所の設置でも、チャタリング防止のため、接点は常時OFFで警報時のみONになる用い方をしてください。
  2. コンタクト接点の開閉不能障害は、ほとんどが接点の荒れか溶着または微小電圧電流による
    接触不良に依るものですから、次の項目には特にご注意ください。
  3. 指針の動きが極めて遅く、接点のON・OFF時に不完全接触現象が認められるときは、繰り返し使用で極度に寿命が低下しますから遅延リレーを介してご使用ください。
  4. IC等を用いたシーケンスの回路では電流が少なすぎるので、接触不良が起きます。少なくとも20mA以上は必要です。
  5. 通電時間は極力短時間になるように配慮してください。
  6. 接点の定格容量は最大値で表していますので、使用状態で相違しますが瞬間でも超過を避けるよう、特にランプ負荷のインラッシュには注意してください。
  7. 誘導負荷開閉の回路では、必要に応じてサージやインラッシュによる接点障害防止のサージキラー回路を入れてください。
  8. 脈動圧のある機器への使用はダンプナー等で静圧状態になる配慮をしてください。
  9. 取り付けは機械的振動のない場所にしてください。
  • 都市ガス、プロパンガス、有機溶剤混合空気等の可燃性ガス雰囲気中では、爆発の危険が伴いますから使用しないでください。
  • 指示針が接点針と接触して更に移動しているとき、最大圧の低い製品ほど示度読み取りに誤差を生じます。 これは指針が移動しようとしても、ヒゲゼンマイの復元力によって指針を押し戻す作用が働くためで故障ではありません。
参考
  1. コンタクト接点は主として、ベル、ブザー、ランプ等の警報表示に使用して頂くための製品ですから、このまま直接モータ等の制御には使用しないでください。もし定格接点容量以上でご使用になりたいときは、電流値に見合った補助リレーを介してご使用になれば機器を直接制御して頂けます。その場合交流電源ですと直流に変換し、直流用リレーを用いて適当なC,Rを入れますとチャタリングの防止になり、また多少の振動がある場合でも使用可能になります。
  2. ランプの場合はその性質上、ものによって最大15倍ほどのインラッシュ(突入電流)があります。例えば約7倍と仮定しますと、AC100Vの場合、7W程度以下のものに限定されます。
結線方法
記号は、H=上限、C=共通、L=下限を示します。
ただし上限、下限のいずれか1接点の製品で2端子式、およびリード線式ではHとC、あるいはLとCの表示のみになります。またボックスコネクタ式では記号@が上限、Aが下限、Bが共通で、アース記号は無接続です。
なお1接点式の上限用では端子記号A、下限用では@の端子は内部接続されていません。
線引き出し、またはねじターミナルの場合の参考図
線引き出し、又はねじターミナルの場合の参考図
ボックスコネクタ内部の接続図
ボックスコネクタ内部の接続図

第一計器製作所 接点付圧力計 スイッチ>>マイクロスイッチ接点付圧力計
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マイクロスイッチ接点付圧力計
製品概要 標準仕様・性能外形図
概要
 圧力計としての機能に加えて、マイクロスイッチ接点を組み込んだ製品です。即ち指示圧力を読み取れるのに加えて、予め設定した圧力値に達した時点でON(OFF)動作をさせるもので、ブザーや信号ランプの警報に用いたり、小型モーターバルブの開閉等に使用できます。また小電流用マイクロスイッチ付はシーケンサの制御にも使用可能です。
特長


マイクロスイッチ接点付圧力計

結線方法について
  1. 圧力スイッチと違って現場で圧力の指示が読み取れます。
  2. 設定用指針が設けられており、任意の設定位置での接点動作が可能です。
  3. マイクロスイッチはスナップアクションのため、指針コンタクト接点のようなチャタリングはありません。
  4. 圧力エレメントは指示用と接点用とが別々のため、相互干渉は全くありません。
マイクロスイッチ接点付圧力計  ケース外観
▼100φ
SMK-100 A外形図
縁なしタイプ
SMK-100 A
SMK-100 B外形図
ねじ止め用縁付きタイプ
SMK-100 B
SMK-100 D外形図
縁付き・圧力導入口背面タイプ
SMK-100 D
▼150φ
SMK-150 A外形図
縁なしタイプ
SMK-150 A
SMK-150 B外形図
ねじ止め用縁付きタイプ
SMK-150 B
SMK-150 D外形図
縁付き・圧力導入口背面タイプ
SMK-150 D

「圧力スパン・等級・大きさ別 目盛分割表」
はこちらをご覧ください。


注意事項
1. 接点にマイクロスイッチを使用しているため、接点の作動と復帰に独特の圧力差(接断差)があります。
  最大12%F.S以内です。なお接断差は固定であって変更できません。
2. 標準は大電流用としていますから、シーケンサ入力には使用できません。ただし大きさ100φの製品に
  限り小電流用も製作できますから、ご注文の際にご指定ください。(オーダー品)
3. もし大電流用をシーケンサ入力に使用なさるときは、適当なリレーを介してご使用ください。
4. 電磁開閉器・ワット数の大きい白熱電球等ON・OFFにご使用の時はフラッシュ放電を防止のため
  接点保護回路を用いてください。これは負荷の種類によって、定常電流と突入電流に大きな差が
  あるためです。従って各機種の定格に充分配慮ください。特に誘導負荷は直流回路で問題が起きます。

保護回路/例 (交直いずれにも使用可能)
保護回路/例 1 保護回路/例 2
小負荷AC回路では、CとRをシリーズにしたものを
Sにパラに入れた方がよい場合があります。
その場合、R : 数10〜100Ω、C : 0.05〜0.1μF
直流回路のみに使用の場合はバリスタの代わりにダイオード使用もOKです。その場合、逆耐圧に充分余裕のあるものを用いてください。

突入電流/参考例

リレー:約4〜5倍         モーター:約5〜10倍
白熱電球:約10〜15倍      ソレノイド:約10〜20倍

ご参考
1. 上限・下限呼称の原則
  接点がONになる側の圧を基準にしてHまたはLと言っており、H.Lは次を原則としています。
  連成計:圧の高い方が「H」、ゼロから下がって真空に近い方を「L」
  真空計:真空度の高い方が「L」、 大気圧の方を「H」

2. 接点動作および作動圧(位置)について
  上限用は圧が上がってON、下限用は下がってONとなります。接点作動圧の指定があったときは、
  その点でONになるように調整して出荷いたします。もしOFF接点をご希望の場合は、
  注文時にご指定ください。(目盛板にOFF記入)

3. 接続部の内部接点との関係
  内部スイッチの接点形式SPDT(C接点)ですから、内部の配線は2線取り出し式以外は
  全部C(コモン)を中心にHおよびLの3点接続を原則としております。
  従って端子の選択でON・OFFいずれにも使用頂けます。
  しかし上限式を下限式に、また下限式を上限式として使用のときは、
  接断差分だけ設定位置の移動を要します。

結線方法
 1.上限式1接点 H
   圧力が上昇して設定圧に達すると接点が作動してその圧以上では回路がONになります。
作動図
作動図

図1-1(ケーブル2Cまたは3C)
図1-1(ケーブル2Cまたは3C)
図1-2(4Pコネクタ)

図1-2(4Pコネクタ)
図1-3(6P端子箱)
図1-3(6P端子箱)
 2.下限式1接点 L
   圧力が下降して設定圧に達すると接点が作動してその圧以下では回路がONになります。
作動図
作動図

図2-1(ケーブル2Cまたは3C)
図2-1(ケーブル2Cまたは3C)

図2-2(4Pコネクタ)図2-2(4Pコネクタ)
図2-3(6P端子箱)
図2-3(6P端子箱)
 3. 上下限式2接点 HL
   上限式と下限式の双方を内蔵したもので、それぞれ接点が独立して作動します。
   したがって下図のように各々が上と下でONになります。

作動図
作動図

図3-1(ケーブル3C)図3-1(ケーブル3C)

図3-2(ケーブル4C)
図3-2(ケーブル4C)

図3-3

図3-4(7Pコネクタ)
図3-4(7Pコネクタ)

図3-5
図3-5

図3-6(同一電源)
図3-6(同一電源)
  4. 上上限(下下限)式2接点 HH(LL)
   上限式または下限式接点をそれぞれ2個内蔵したもので、その接点が各々独立して作動しています
   から、 圧力差をおいて接点ONが2回路となります。

作動図
作動図

1)上上限


図4-1
上上限 図4-1

2)下下限


図5-1
下下限 図5-1

図4-2
上上限 図4-2

図5-2
下下限 図5-2

図4-3
上上限 図4-3

図5-3
下下限 図5-3

普通形圧力形    密閉プラスチックケース圧力計    

ステンレス圧力計    グリセリン入り圧力形



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